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避難所でよく見る組み立て式便槽付きトイレ新商品予定

2018.01.18

GXK-WBP 便槽タンク付き組立式トイレ

 便槽の上に便器や4枚のパネルと天井を取り付けるだけで簡単に組み立てられるトイレです。

 便槽も350Lの容量があります。

仮設や常設トイレとして利用されているものと同じトイレです。

 避難所では最低100人に対して1基が必要とされてますが、阪神淡路大震災では

70人に1基のトイレが確保できようやくトイレの数が足りない苦情がへりました。

 しかし便槽が350Lあってもバキュームカーが巡回してくれないと使用ができません。

そこで弊社とメーカで新しい改良型の試作品を製作し来年度から新商品として販売する予定です。

 本体のトイレを設置して便槽が満杯になったら、予備の便槽だけにトイレの便器と上部パネルを

移動するだけで直ぐ350Lの便槽が使えるトイレになります。

 たまった便槽は、付属の蓋をネジで止めて臭いもでないようにします。

つまり本体1基に予備便槽だけ余分に用意しておけば、バキュームカーがこなくても数日間対応が

できますし、例えば本体2基購入するよりも本体1基に予備便槽3つ購入したほうが同じ予算で

4回分使用できます。

但し、これは1基の基準の話で避難所の人数で本来トイレの必要な数

を確保し後は予備便槽を用意すれば従来より長くトイレを使用できます。

 

防災

 

 

 

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