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避難所でお風呂に入れるシンプルで安価な防災風呂

2018.03.23

 各官公庁で1式を避難所に備蓄し、発災時に組み立ててワンボックスカーに積んで次の避難所へ

道路が使用可能なら移動ができます。

 コンセプトは、簡単に組立てられなるべくシンプルでコンパクトで安いお風呂を避難所へ提供する事です。

セット内容:

 ・組立水槽 約1.5t 半径1,000×1,000×π×500mmの円形組立風呂  本体重量:16kg

      浴槽は10人(お湯は浴槽の65%で1tの計算) π:円周率3.14

      浴槽のを大きくするには、2tの場合2倍の水(お湯)が必要になります。

      又、お風呂濾過装置が2t用以上は三相200Vの発電機の電力が6KW~20KW(熱交換器要)に対応できません。

      現在の仕様では、お風呂濾過装置の電力が3.5KWで発電機が5KWとなりまだ余裕があります。

 ・四方幕付き2×3間テント×2張り、更衣室目隠し仕切り及び仕切りパイプ、出入口中央ファスナー一カ所付き

 ・5.0KVAガソリン発電機(YAMAHA) 電源は、単相100V、単相200V、三相200V  重量:98kg キャスター付き

 ・循環型お風呂濾過装置 3.3KWの電気ヒータで40~45℃のお湯を保温しながら物理(特殊フィルター)と化学(オゾン)

  の力で強力浄化 0.5KWは循環ポンプ用 電源:三相200V 発電機のガソリンは現地で調達してください。

  春から秋まで40℃迄電気ヒータで8時間から12時間でお湯を沸かすことができます。

 冬や東北・北海道など寒い地域では1日かかる場合があります。

 連続の24時間風呂として利用できますので常に発電機で電気を供給してください。

  事前に水をお風呂に入れて40℃に沸かす場合8時間以上の時間がかかります。

     お風呂までのホース×2本(5m)、ホースコネクター及びバルブ付き

 ・一番最初に行うお湯確保は、時間短縮の為の45℃のお湯を用意(水道が使用不可が前提で給水タンク車から水を供給)

    a アルミ製寸胴鍋 52L×2 

    b LPガスバーナー×2 ケース、ホース付き

    c LPガスボンベ調整器付き×2は現地で調達してください。 

    d 電子温度計 お湯の温度を測ります。

    50Lの水(12.5℃)外気温度17.5℃にて45℃まで10分で沸かせます。

    1000L(50L×2個×10回)を45℃(温度は自由)まで沸かし浴槽に1000L入れてから循環濾過装置を

    稼働します。

 ・稼働時間8時間連続稼働 2000人で特殊フィルター7本×2セットを交換 1本の定価:2,000円

  オゾンは電気分解なので交換無し

 ・定 価 ¥2,400,000(税別)

※お風呂のテント側の排水について

  テントにはグランドシートがありますテントを展張する際に排水溝があるところで設置してください。できれば設置する場所が傾斜していて

そのまま排水溝へ流れるようにすれば良いです。そうでない場合は、グランドシートの上にすのこを並べて置いてご使用下さい。

又、隣の更衣室テントのグランドシートは、立ち上がり数センチ上がってますのでお風呂側テントのお湯が流れることはありません。

※最初に入れた水槽の1000Lのお湯は、避難所でかなりの数の人が利用しますので、必要な時に水かお湯を足して下さい。

 水道が復旧した場合、水道栓から直接お風呂に調整して入れて下さい。設定されたお湯を時間に応じて供給できます。

 すのこやお風呂の桶やいすは運用するユーザのそれぞれ違いますのでオプションとして別途購入してください。

 

 

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