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災害時の熱中症対策について考えよう!

2023.08.21

災害時に備え、日頃から十分な備蓄をしておく必要がありますが、

今回は熱中症対策についてご紹介します。

 

熱中症対策グッズ

< 衣服 >      ・ゆったりした服

            ・通気性や速乾性に優れた素材

            ・汗と熱を通しやすい服装

 

< 簡易網戸 > ・園芸用の網を窓や出入口に取りつけて風を通す

 

 

 

< 日差し避け >・帽子

            ・日傘

          ・長袖

 

 

< 冷却グッズ > ・ネッククーラー

          ・保冷剤

          ・携帯型扇風機

          ・うちわ、扇子                             

 

☆冷やすポイント

 首、脇、股下 → 凍らせたペットボトルをタオルに巻いて当てると効果的!

 

 

こまめな水分補給

 1人あたり1日3Lの水を備蓄しておきましょう。

 利尿作用があるカフェイン飲料は避け、水・麦茶・スポーツドリンクがおすすめです!

 

 

 

 

< 水分補給の目安 > 

 【室内】30分に1口

 【室外】30分に1杯

 【寝る前】1杯

   喉が渇く前に飲む事が大切です。気温が低くても湿度が高い時は危険です。

 

※ペットボトル症候群に注意!※

 スポーツドリンクやジュースは砂糖が多く、飲みすぎるとだるくなったり、ひどい時は昏睡状態に陥ってしまいます。

 飲みすぎには注意しましょう。

 

< 経口補水液の作り方 >

 コップ1杯の水(500ml)+塩1つまみ(1.5g)+砂糖5つまみ(20g)

※こんな時は注意!※

 めまい、立ちくらみ、頭痛、吐き気、唇がしびれる、動悸がする、汗が止まらない、手足がぴくぴくする、足がつる、ふらつく

 →すぐ病院へ

 

気温や湿度が高くなる時はいつでも、どこでも、だれでも、

熱中症にかかる危険性があります。

被災した場合は慣れない環境での重労働など熱中症になる危険性を高めます。

災害時の熱中症対策を知り、いざという時に備えましょう。

 

<参考文献> 認定特定非営利活動法人 レスキューストックヤード「避難所運営の知恵袋」

<参照> 熱中症ゼロへ 医師が教える災害時の熱中症対策

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