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発災時、ガレキと破片の上を走行する危険性

2024.08.29

      

災害が発生した際、道路や建物の崩壊によりガレキや破片が散乱することがあります。

これらのガレキや破片の上を走行することは、非常に危険です。

以下に、その具体的な危険性と対策について説明します。

 

タイヤの損傷が引き起こすパンクやバースト

ガレキや鋭利な破片は車両のタイヤを簡単に貫通し、パンクやバーストを引き起こします。

これにより車両の制御が失われ、事故の原因となります。

 

 ※こちらのタイヤは交通事故の破片が散乱した道路を走行した事が原因で

  タイヤの側面が損傷し、後日走行中にバーストしました。

 

車両の底部損傷

大きなガレキや破片は、車両の底部にダメージを与える可能性があります。

特に、燃料タンクやオイルパンが破損すると、火災のリスクが高まります。

                    

 

 緊急時の対応はどうすればいい?    

 

   
       もしタイヤがパンクやバーストした場合は

        無理に走行を続けず

       安全な場所に停車して修理を行いましょう。

       スペアタイヤや修理キットを常備しておくことが重要です。

         ※高速道路上は危険ですので、速やかにJAFを呼びましょう。

 

 

   

         車両の底部が損傷した場合は速やかにエンジンを停止して

   専門の修理業者に連絡しましょう。

 

   無理に走行を続けると、さらなる損傷や火災のリスクが高まります。

 

 

 

 走行前の確認で安全対策を

災害発生後に車両を使用する際は、まず道路の状況を確認しましょう。

ガレキや破片を避けるルートを選択することが重要です。

 

 

 

 

日常点検が重要

バーストはタイヤの空気圧不足が主な原因で起きる事例が多いため日常点検が非常に重要です。

常に慎重な運転と事前の準備を心がけましょう。

 

 

<参考情報>

空気圧不足でも起きるタイヤのバースト(JAFユーザーテスト) | JAF

 

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