避難所で避難した人を把握する!
避難所に沢山の人が一気に詰めかけると、名簿記入も困難です。
避難した人を把握する必要があるわけは?
・食事や物資、医療の要望を直ぐに伝えられる
・安否確認に活用できる
・個別に必要な支援を行うことができる
・福祉避難所への搬送が可能になる
避難場開設後、数百名~数千名もの人が一気に詰めかけた場合、個別の避難者名簿を直ぐに作成するのは難しい場合があります。
自治体の「避難所運営マニュアル」掲載されている ”避難者把握リスト” を参考に、優先して避難者の数と特性を把握しましょう。
これらの情報は、簡単な施設の見取り図にまとめることも効果的です。
避難所の防災倉庫に1000枚の紙ベースで保管されてます。避難者はその紙に情報を記入して避難所のリーダが仕分けしまとめます。
※避難所運営の知恵袋より参照
何故名簿が必要か?
行政機関の生活支援は避難者名簿をもとに対応するため、名簿は大変重要になります。
「人数だけわかれば必要な数の救援物資が届けられる」確かにその通りです。しかし
きめ細かな支援をするためには、その避難所に高齢の方や障がいをお持ちの方がどれだけ
いらっしゃるか、避難所生活をしていくうえで考慮しなければならない持病などを把握する
必要があります。又、避難所から退出されれる際に退出先を記入いただけば、その後の支援
などにも繋げます。尚、名簿を記入いただくときに公表について同意・不同意をお尋ねし、
同意いただいた方の名簿はご親族の方々が安否確認に活用することとなります。
※名古屋市消防局防災・危機管理部災害対策企画 坪井氏(敬称略)より 避難所運営の知恵袋冊子から参照
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