水に浮く水上救助用ロープ知ってる?
2018.02.13
登山用のザイルや消防の救助隊が使用しているナイロン製救助ロープがあるが
川や湖や海では、ナイロン製は水につかると固くなってしまいます。
マルチパイレンロープは、張力はレンジャーロープの2.8tに比べ
1.6tと落ちますが水に強くロープ自体が比重が軽いので浮きます。
山岳救助隊など川で人が流された場合22mのスローロープを使用してます。
このフロートロープの使い方は、救命浮環にロープを縛り必要な長さで要救助者
に向かって投げて救助します。浮環とロープが浮いているので流れている場所が
わかりやすいです。
12Φ×200mが一巻きで切る前にビニールテープで止めて先端を火で溶かして
カッターで切れば好きな長さのロープが作れます。
レンジャーロープもフロートロープも三つ編みなのでプラスキンクやマイナスキンク
で使用すると張力がおちますので気を付けましょう。
キンクとは『く』の字形に屈触した部分を示す。
天然繊維ロープは、キンクによる強度低下が著しく、化繊ロープの場合は強度低下は少ない。
三つ編みに一定方向に編んでありますが、同じ方向以上にねじりすぎるのがプラスキンク
逆に反対にねじるほうがマイナスキンクです。
防災