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本当に怖い!災害後に起きる問題 エコノミークラス症候群

2019.08.27

震災発生後、避難所での生活が長引くにつれ
災害関連死と呼ばれる問題が取り上げられます。

中でも東日本大震災のときの震災関連死の原因の中に
エコノミークラス症候群と呼ばれるものがあります。

エコノミークラス症候群とは、長時間同じ姿勢でいる事により
手足の血液の流れが悪くなり、血管の中に血栓ができ、
その血栓が体を動かす事で血液中に流れ肺の動脈を詰まらせて
しまう病です。

避難所でエコノミークラス症候群が起こるのには原因があります。

避難所では他の人との共同生活になる為、プライベートがなく
睡眠中に足が伸ばせないなどの窮屈な姿勢が続く、
トイレを我慢するために水分を取る事を我慢してしまう、
栄養の偏った食事や精神的な疲れ、ストレス、運動不足があります。

 
                 (NHK 解説アーカイブより参照)

エコノミークラス症候群を予防するには長時間同じ姿勢を
取らない事です。

特殊な編み方で作られている圧迫力を備えた弾性ストッキングを
着用する事で予防につながります。

          

弊社のホームページで掲載しておりますのでご覧ください。
https://www.hoshino-z.com/

避難所での他人同士の共同生活では何をしてよいのかわからない、
会話が出来ない等でストレス、運動不足になりやすくなる為、
被災者同士の場を作る事です。

      
           (炊き出し)                           (ゴミ拾い)


                          (体操)                        (サロンでの談話)

 
場とは避難所で人とのコミュニケーションを取れるように
作業の手伝いお願いする事です。
炊き出しやゴミ拾いや、草むしり、ものづくりなど作業をしながら
体を動かす事、足湯やサロンを設ける事でリラックスし会話をする事で 
絶望感や孤独になりそうな人たちを早く見つける事が
震災関連死を防げるのではないでしょうか?

防災

 

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